新竹市(シンジュー/しんちく-し、英語: Hsinchu City)は、かつて中華民国台湾省に存在した省轄市。
沿革
1945年(昭和20年/民国34年)10月25日、日本の敗戦に伴って台湾は中華民国国民政府に接収(台湾光復)され、台湾省が設置された。同年10月30日に台湾省の省轄市として新竹市が設置され、9の区が設置された。新竹市の設置に伴い、新竹県の県政府は桃園鎮(現:桃園市桃園区)に移転され、新竹市政府は旧新竹州庁に置かれた。成立当初の市の面積は101km²だった。
1946年(民国35年)3月18日、新竹市は隣接する新竹県から竹東鎮(上坪里・瑞峰里を除く)と宝山郷を編入し、竹東区と宝山区を設置した。これにより市の面積は約222km²に拡大した。当時台湾省に存在した9の省轄市の中で新竹市の面積は最も大きく、人口は約12万人で4位、人口密度は6位だった。同年4月17日、区割が再編され、東区、西区、南区、北区、香山区、竹東区、宝山区の7区となった。西区公所は省立新竹病院、南区公所は新竹寺、北区公所は北門派出所に設置された。
1950年(民国39年)10月25日、台湾省全体の行政区画の再編に伴って新竹市は新竹県に編入され、竹東区、宝山区、香山区は竹東鎮、宝山郷、香山郷となった。また、同時に新竹市は新竹県の県政府所在地となった。
1951年(民国40年)12月1日、新竹市のその他の区も全て廃止され、県轄市に降格した。
歴代市長
脚注
注釈
出典
![台湾の新竹:1937年築の消防署に併設された消防博物館の写真素材 [195207628] イメージマート](https://mpreview.aflo.com/GOYWjXyyFDi9/afloimagemart_195207628.jpg)


