長谷川 達海(はせがわ たつみ、1916年〈大正5年〉8月30日 - 没年不明)は、日本の実業家。チッソ興産(現:日祥)元代表取締役社長。チッソコーナーカーム コンサルタント元代表取締役社長。孫は元フジテレビアナウンサーの長谷川豊。次男は関西右翼の重鎮として活動してきた政治活動家(一日会主宰)の長谷川潤(中山嶺雄)。
経歴
現在の東京都出身。茨城県、長谷川信吉・ナミ夫妻の次男に生まれる。1939年(昭和14年)東京商科大学(現:一橋大学)附属商学専門部(高等商業学校に相当する課程、修業年限3年)を卒業。
同年3月日本窒素肥料(現:チッソ)に入社し、1945年(昭和20年)当時朝鮮半島最大の肥料工場であった興南工場(戦後北朝鮮政府に接収され、現在は興南肥料連合企業所として運営)に勤務。1946年(昭和21年)2月朝鮮より引き揚げ、社長室に勤務。その後、チッソ東京繊維部長を経て、1967年(昭和42年)1月チッソ興産代表取締役専務に就任。1971年(昭和46年)6月チッソ興産代表取締役社長に就任。
1981年当時は大阪府吹田市在住であった。
人物
趣味はゴルフ、美術鑑賞。
エピソード
出典は「『化繊月報 1975年5月号』繊維総合研究所資料頒布会」のp31より。
人と人とのつきあい上の鉄則として、『みえすいたお世辞は、いうべきである』という文言を挙げている。
家族
- 妻・長谷川浪子(1921年〈大正10年〉7月30日生)
- 福岡県立朝倉高等女学校(現:福岡県立朝倉高等学校)卒。
- 長男・某
- 大阪大学工学部卒。松下電器産業(現:パナソニック)元勤務。
- 孫・長谷川豊(1975年〈昭和50年〉8月12日生)
- 立命館大学産業社会学部情報・メディアコース卒。元フジテレビアナウンサー。
- 次男・長谷川潤(中山嶺雄)(1947年〈昭和22年〉11月10日生)
- 同志社大学文学部卒。枚方市立第一中学校元教師(社会)。政治活動家。一日会主宰。
- 長女・某
- 梅花女子大学卒。
脚注
注釈
出典
参考文献
- 『現代人物事典 : 出身県別 東日本版』サン・データ・システム、1980年。
- 人事興信所 編『人事興信録 第31版 下』人事興信所、1981年。
- 『現代人物事典 出身校別 全国版』サン・データ・システム、1982年。



